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[更新日 2017.03.09]
『横断する知性』が新聞で紹介されました!
東日新聞2016年12月27日
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東日新聞2016・12・27掲載 横断する知性 ―アメリカ最大の思想家・歴史家ヘンリー・アダムズ― 岡本正明著 ヘンリー・ジェイムズ、ウィリアム・ジェイムズとともに世紀の転換期を生きたヘンリー・アダムズは“三人の知的巨人”と呼ばれる。 ヘンリー・アダムズは1838年、ボストン生まれ。アダムズ家は、二人もの大統領を輩出したアメリカ随一の名門で、ハーバード大学に進学し、法律を学ぶためベルリン大学に留学したヘンリー・アダムズは駐英公使である父の秘書としてイギリスに渡り、南北戦争の外交の現場を海を隔てて直接目撃する機会を得た。 アダムズの主著の一つ「ヘンリー・アダムズの教育」の第8章「外交」から第11章「衝角艦の戦い」は南北戦争の「外交」が主題となっている。 「ヘンリー・アダムズの教育」には20年の「空白部分」がある。第20章「失敗」と第21章「二〇年後」の間、つまり1872年から1891年にかけて、アダムズの「教育」が全く記されていないことはよく知られている。 日本におけるアダムズ研究の草分けである刈田元司はアダムズの妻との生活から妻の自殺(1885年12月6日)にいたる時期を明らかにすることは「アダムズの性格を解明する一つの鍵となるであろう」と述べている。 アダムズは妻が自殺した翌年の1886年6月、画家のジョン・ラファージと共に3カ月にわたる日本の旅に出発、むし暑さと食事のまずさには閉口したが、悲劇的なことについてさえ「笑う」日本人の笑いを記述、日本の旅の収穫は、笑えて楽しめたことだと結論づけている。 アダムズは1890年、南太平洋サモアに4カ月、翌91年にはタヒチに4カ月滞在して「タヒチ」を執筆、新たな歴史観、思想的立場を提示するに至る。 フランス中世史「モン・サン・ミシェルとシャルト」(1913)、「民主主義的教義の堕落」に収められた論文「歴史に応用されたフェーズの理論」(1909)、「ジェファソン、マディソン政権下のアメリカ史」ほかアダムズ研究に取り組んで30年、著者の岡本正明(1960生まれ、中央大学教授)はその研究の成果をまとめている。(近代文藝社発行、定価2300円+税)


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思想家・歴史家は、100年の時を超えて、今あざやかに甦る! 名門の子息として生まれながら、深い苦悩と向き合う人生を歩んだ ヘンリー・アダムズ。その全体像を解明した、わが国初の本格的研究書。

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